不用品回収業者を探していると「積み放題」サービスという文字をよく見かけますが、積み放題とはいったいどのようなサービスなのでしょうか。
この記事では不用品回収業者の積み放題がどのようなものか、積み放題を利用するメリット・デメリットや積み放題を利用した時にトラブルに巻き込まれないようにするポイントを紹介します。
不用品回収業者の積み放題サービスってなに?
まずは不用品回収業者の積み放題がどのようなものなのか紹介します。
積み放題には軽トラックでの積み放題と2tトラックでの積み放題に分かれていることが多いです。
軽トラック積み放題とは
軽トラック積み放題とは、軽トラックに不用品を積み込むものです。
軽トラックにどれだけのものが積み込めるのかというと床面積1.5畳で高さが1メートルです。
また、軽トラの最大積載量は道路交通法によって350kgと定められています。
数字で説明されてもイメージがつきにくいと思いますが、軽トラック一台で一人暮らしの荷物は大体乗せることができます。
2tトラック積み放題との違い
2tトラックも同様に、2tトラックに積み込むというものですが、軽トラックと比べてもかなり大きいため、一家丸ごとの掃除や解体ができない大きな家具を処分する際に使われることが多いです。
軽トラックと2tトラックの違いはそのまま積み込みができる量ということになります。
東京都の不用品回収業者の積み放題サービス料金相場
東京都で積み放題サービスを利用する場合の料金相場はどれくらいでしょうか。
軽トラック | 4万円ほど |
2tトラック | 8万円ほど |
ただし、同じトラックでも業者によって種類が違い乗せられる量が違ったり、どのように乗せるかも異なったりと、乗せることができる量も変わってきます。
積み放題サービスのメリット・デメリット
積み放題にもメリット・デメリットがあります。
積み放題サービスを利用する前に、これら二つを知っておきましょう。
メリット
- 予算が分かりやすい
積んだ後に料金が提示されるのではなく、あらかじめ大体の料金が分かるため、予算組みがしやすいです。 - 不用品が増えても料金が変わらない
当日の朝に急に処分するものが増えた!となってしまっても、積み切ることができれば料金は変わりません。
売ろうと思っていたものが売れずにやっぱり処分したい、となっても追加で料金がかからないのは良いですよね。
デメリット
- 量が少ないと割高になる
量の多い不用品を処分するのにお得な積み放題ですが、その分少量の不用品でも同じ料金を支払わなければいけません。
そのため、処分したい不用品が少量の場合、料金が割高になってしまいます。 - 追加料金があることもある
ホームページでは「○○円のみ!」と記載されていても実際には人件費、車両費、移動費など様々な名称で追加の料金を請求される可能性もあります。
積み放題サービスに関するトラブル事例
残念ながら積み放題に関するトラブルは多数起こっています。
ここでは、実際に起きた積み放題サービスを巡るトラブル事例を2つ紹介します。
街中をトラックなどで巡回して不用品回収を行う業者に依頼したら、後で高額な料金を請求された
トラックで巡回している業者に不用品回収を依頼したら、無料だと言っていたのにも関わらず、後で6万円を請求された
積み放題サービスを利用するときの注意点
このようなトラブルに巻き込まれないためにも、積み放題サービスを利用する際に注意してほしい点があります。
サービス内容を比較する
そのほかの料金とサービス内容を比較して処分したい不用品の量などに積み放題サービスが本当に合っているか比較してみましょう。
トラックの種類によって積み込める量がかわるのか確認する
先ほど紹介したように、「〇tトラック積み放題」となっていても実際に載せられる量がトラックの種類で異なることもあります。
トラックの種類で積み込める量が変わるのかどうかを確認しておきましょう。
追加料金が発生しないか確認する
積み放題サービスで最も多いトラブルが、思わぬ料金を請求されたというものです。
事前に追加料金が発生しするのかどうかを見積もりの際などに確認することで、後から追加料金を請求されるというトラブルに合いにくくなります。
回収してほしい不用品が対象品目かどうか確認する
追加料金を請求されるトラブルの中には「この品目は通常料金に入っていないので特別に料金がかかります」と言われるものもあります。
このようなトラブルがないように、自分が回収してもらおうと考えて居る不用品は積み放題サービスのプランで対象品目となっているかどうかを調べておきましょう。
今回は不用品回収業者の積み放題サービスがどのようなものか、実際のトラブル事例とトラブルに合わないためのポイントを紹介しました。
是非参考にしてくださいね。
ざっくりとスーパーマーケットの「詰め放題」のような感覚を持ってもらえると分かりやすいと思います。
会社のトラックに乗り切る量までなら料金は変わらないというものです。